Xパワー(個力)あげていくときのための心得(精神論と具体的なdo)

 みなさんおはこんばんにちは、██████です。こちらはSplathon Advent Calendar 2018 - Adventar の25日目(最終日)の記事です。 前日のみーくんさんの記事はこちら

 本日は簡単なアンケートで要望があったXパワーや個人力を上げていくためには?という疑問について自分の考えをお伝えしようかと思います。 ファ◯通やコ◯コ◯に載せてもおかしくないレベルでいきたいと思います。 永久保存版。 読者対象者はあるSplatoonを結構やってる人対象になりますが、みんな読めると思います。

 さて、まず自己紹介ですが、あまりするつもりは無いです。 Splatoonが発売された直後ぐらいからプレイし続けている馬鹿です。 プレイ時間は1は3857.5h、2は現在3270hぐらいです。
ウデマエは
 前作:カンスト(2016/1/7)、百ケツ未経験。
 今作:S+200の今月はエリアXP2620くらい(更新中)、百ケツ13回。
正直言うと野良とかはそんなに自分は強く無いです。 ですが書きます。

もくじ

はじめに

 この記事のタイトルは自由アンケートの際に書かれたものなのですが、 厳密に Xパワー=その人の強さ では無いです。 実際に高くても対抗戦などでは活躍出来ないなどはありますし、東大京大から採用すればできる奴に当たる確率が高いのと同じです。

 なので、Xパワーを上げるのと、個人の能力を上げるのはそれぞれ別の話として扱います。 いつも言ってますが、勝つことと強くなることは違います。

Xパワー(XP)を上げるために

 まず初めにあなたのXパワーがどのくらいの位置にいるのか確認してみましょう こちらは有志の方がTwitterからスクレイピングによって集めた分布データです。

 これを真とするならば(おそらく信頼度高い)2200からは全体からしてみればキャリーする立場にあるといえます。 実際にはマッチングした8人の平均で自分が8人の中でどの位置かおおよそ判定します。

評価の高いブキを使用する

 Xパワーを上げたいあなた。 こちらは、結果を求めるのが第1優先なので、もし現在の環境下で評価の低いブキを使用しているなら変えて評価の高いブキにましょう。 え、マイナーブキで勝ちたいって?マイナーブキ難しいよねわかるよその気持ち、うんうん。

 では、なぜ評価の高いブキを持つ必要があるのか、いろんな理由があります。 Xパワーを上げると言うことは勝利する、敗北しないと言うことなので、安定した勝率が求められます。

 その勝利に対して、自分がどれだけアプローチできるかを考えないといけないのですが、ではどこまでアプローチできるのでしょうか。 見ていきましょう。

  • 時間帯...◯
  • ステージ...◯
  • 使用ブキ...◯
  • マッチング...✖️
  • 編成...✖️
  • 味方のブキ...✖️
  • 味方の動き...✖️
  • 自分の動き...◯

 おまけに相手の編成は蓋を開けてみるまでわからない状態 時間帯やステージなんて避ける意味で選ばれる。 実際、試合中にできるアプローチで考えるとどれだけ自分の使用するブキ、に重みがかかっているかわかるかと思います。

具体的に各ルールで考えるなら

  • オール

    • クーゲルシュライバーヒュー
    • スクリュースロッシャーベッチュー
    • スプラマニューバーコラボorベッチュー
    • ラピッドブラスターベッチュー
  • エリア

    • デュアルスイーパーカスタム
    • H3Dリールガン
  • ヤグラ

    • スクリュースロッシャー
    • ホットブラスターカスタム
  • ホコ

    • オーバーフロッシャー
  • アサリ

    • パブロヒュー
    • バッケトスロッシャーデコ
    • プライムシューターコラボ
    • キャンピングシェルター

でしょうか、個人的な意見なのでご容赦を。

 オールは言うまでもなくブキパワーが高いのが理由です。
 エリアは生存力と塗り力から
 ヤグラはヤグラ本体への攻撃のしやすさから
 ホコはホコ割り力と防衛の関与のしやすさから(少し自信ないです)
 アサリはゴールのしやすさから

といった風に選んでます。 言い換えるとどれだけ直接関与できるかですかね。 良ければ触ってみてください。ただ、王冠くらいになって来るとブキ評価関係なく、 各々のメインブキで入られてる方も多い印象なので環境やルールを理解するくらいの感覚でもいいかもしれません。

ガチマッチにおける立ち回り

 ガチマッチでの立ち回りですが、強い人が味方にいるならおとなしくキャリーされるとして、自分が8人のうち上位にいる場合を考えます。

 先ほども話したように、連携といったものは取れないので基本的に個人での頑張りになってきます。 具体的には、味方が敵と接敵する前に自分が相手を見つけ倒し状況を有利にしていくか、ゲームを理解している自分が生存し優位に進めやくするために味方を囮(デコイ)にして2対1状況を作りながら最悪自分が残るように動くことが多いと思います。 じゃあどうやって接敵しやするするかになりますが、

  1. 目立つ行動をする
    ヘイト(注目)をとる行為ですね。

  2. 前に出る
    相手陣地に乗り込むと必然と増えますね。

  3. 進行ルートに陣取る
    ヤグラやホコのルート上にいると自然と接敵できます。

 3に関しては行動をしなくても接敵できるので潜伏待ち伏せするパターンが多いと思います。 カウントを進めるためにどうすればよいか常に考えましょう。 しかしながら、待つという行為自体そのものは弱いのでちゃんとハーフラインより上や強いポジションで待つようにしましょう。 ただ、XP2500以降ぐらいでは次第に通話なし対抗戦くらいの感覚で連携意識とルール理解がないと厳しいでしょう。そこで詰まる方はあとで話す個人力について読んでみてください。

成長スピード

 多分聞いたことがないと思いますが、成長スピードについてお話ししたいと思います。 そもそも、ウデマエとは相対評価であることを理解してください。 つまり、その帯域の人たちより上手くなって初めてウデマエが上がります。 ここで成長スピードという言葉が出てきますが、もし人口全体で等しく上達すれば、自身はうまくなっているにもかかわらず、ウデマエは一向に上がりません。 そのため、周りの人たちの成長より成長しなくてはなりません。 そのための努力はできているでしょうか。今一度自身に問いかけてみてください。

 実際のところはほとんどの人が成長していなくてその中で成長した人だけがウデマエが上がっているというのが自分の印象です。

 また、成長度合いについてですが、連続的ではなく階段的だと思ってます。 ある程度の経験値が溜まった時に途端に勝てるようになる感じですね。 何かしら上達するとできることがばっと増えるためです。

以上がXパワーをあげることを考えたときに私の脳みそから出てきた内容です。

個人力をあげるために

次は個人力を上げることについて考えていきますが、そもそも個人力と何でしょうか。少し分解してみていきたいと思います。

  • エイム力
  • 盤面把握力
  • 索敵力
  • クリアリング力
  • 予測力
  • カバー力
  • 忍耐力
  • 行動力
  • 報告力
  • オーダー力
  • ゲームメイク力
  • 視野
  • 知識
  • キャラコントロール

このくらいでしょうか、まだあるかもしれません。 1つ1つ見ていきたいと思います。

エイム力

 狙ったところに弾をとばす能力です。 ここ一番で勝てるかどうか、全体的な戦術の根幹なのでかなり大事な能力になります。 とりあえずこれとかからどうですかね。 www.youtube.com

 また、このゲームにおいては塗る行為においてもエイムが大切です。足場を取る、道を作る、ナワバリを広げる、どれも大切な要素です。

盤面把握力

 状況把握ともいいますか。上のイカマークやマップなどで人数状況、SP状況、塗り状況、味方の位置などの情報から、自分がどういう状況下か、どちらが有利になっているかなどを把握して判断に役立てます。

索敵力

 敵を見つける能力になります。 マップを開いて、塗り状況の変化やサウンドプレイで相手の位置やブキの判別に努めます。これらによってあらかじめ敵の位置を把握しておくことによって、読み合いや盤面状況を有利にしやすくなります。

クリアリング力

 索敵とは違ってラインを上げるための安全確認になります。 勝利のためにはカウントに直接作用するオブジェクトに関与しないといけないのですが、その手前で潜伏などされていた場合、返り討ちに合いより不利な状況に追い込まれることがあります。 なので、相手のインクの面積が多い時や、段差の下などは丁寧に確認していくことが勝率安定につながります。 ただ、画面で相手すべて確認できているときは必要ありません。

予測力

 見聞色の覇気。現在自身の持ってる情報から次の展開を予測するものになります。 味方が相手のSP使用なしに倒された場合、こちらの不利状況に相手のSPが追い打ちで来るのが考えられるからこう動く。味方が右からSPで圧力をかけているので敵は左に流れると予測して先回りしておくなどです。 ここは経験がものを言ってきますが、ブキの性質や自分ならどうするかなどを考えておくといい予測ができるようになってきます。

カバー力

 バカではありません。味方が敵と交戦しているときに足元を塗ってあげたり、イカニンジャ持ちが前に出れるように道を作ってあげたりなどです。5分の状況だとどちらの味方が先にカバーに来れるかによってゲームの有利が大きく変わってしまいます。 こういったチャンスが発生している中で、いち早くカバーできるよう味方の動向にアンテナを張っておきましょう。

忍耐力

 メンタルが関わってくる項目です。 打開のシーンや相手に圧力を掛けられた時にどれだけ粘れるかとかです。 自身のSPが溜まっているときに、オブジェクト関与に急ぎ単発で使用したり、打開成功時でも焦って単騎でラインを上げたりしないようにここ一番では冷静になれるようにしましょう。相手から圧力掛けられた時に生存も大事ですが、ギリギリを狙っていかないと上手くもならないので頑張りましょう。

行動力

 これもメンタル関連。強い行動をとっていけるかが勝敗に関わってきます。 ちゃんと行動力が伴っていればゲーム中に発生したチャンスをつかめるようになります。 要は勝ち筋を作る力とでも言いましょうか。強い人はもれなく持ってます。

報告力

 対抗戦などで必要になってくる能力。 自分が持っている情報を正しく素早く味方に共有できるか。 よく見るのは自身がデスしたときに位置報告とかをするときがありますが、 生存中にも敵の位置や自分のSPゲージの状況、前線はイカマークを見る余裕がない場合があるので後衛がイカマークを見て敵のSP状況を伝えたりなど、たくさんあります。情報が多く持ってるほうが勝つのは自然なことです。意識していきましょう。

オーダー力

 これも対抗戦で必要になってくる能力。報告と違い、連携をとったりするときに生かされます。「もう少しでSPたまるから突っ込まないでほしい。」「左から圧力掛けて誘導するからそっち側で差し込んで。」などですかね。 これがあると連携も取りやすく勝率も上がってくると思います。

ゲームメイク力

 戦略を立てるとでも言いますか、チームの編成やルールに対してどのように勝つかプラン建てをちゃんと行います。シンプルなので言えば、ヤグラで最後のフィニッシュに必ずハイプレを撃つ。目立って敵を集めてる間にホコやアサリを進めてもらうとかでしょうか。色んな勝ち方、負け方をしていくことによって経験値をためていくのがよいかと思います。

視野

 これもそのまま、単純に広いと情報が集まるので強力です。 人数変化の察知から裏どりしようとしている敵の察知など素早い判断や逆手に取ったりなどできるようになります。これは意識して広げようとしないと広がらないかなと思っているので、初めのうちは意識しながらプレイするとよいのではないでしょうか。

知識

 そのままの通り。使用している武器の性質、ブキ相性や強いポジション、 敵陣への侵入ルートやSplatoonの仕様をどれだけ知ってるかです。 潜伏中に動かないでいると、ぷくぷくと音が発生するのはご存知ですか? それを聞いて索敵できるので、細かく動いて音が鳴らないようになどしましょう。 まとまっているのWikiでしょうか。

小ネタ・テクニック - スプラトゥーン(Splatoon) for 2ch Wiki*

小テクニック - Splatoon2 - スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki*

キャラコントロール

 これを制する者は、ゲームを制します。負けないから。 よくキャラコンといわれますが、1つ1つの動きに無駄がなく隙をなくすことができます。相手よりキャラコンが勝っているときに、あからさまな不利を突かれなければ対処して迎撃したり、最短ルートで詰めてキルを取ったりなど様々です。 どれだけ操作がうまいかなのでほとんどのアクションゲームに言えるでしょう。 向上には、ゲーム内でさんぽして一連の動きを練習したり、RTA(リアルタイムアタック)などで時間との戦いをしてみるのもいいでしょう。

自分はどうしているか

 簡単に説明してみましたが、こんなにも項目があってどうやって上げればええんやって思われるかもしれません。私の場合は試合中に起きたことがらをどれに当てはまるか考えて反省しています。(多分みんなも勝手にしている)

  • ここ一番で倒された
    エイム力が足りないと反省する。同時にそういう打ち合いになった原因を考える。
  • 別方向から打開された
    視野や盤面把握が足りてなかったと反省する。冷静になってなかった可能性があるので切り替える。

ゲーム中の内外でも

  • 相手や配信者が知らない動きをしていた
    知識としてアップデートしておいて自分のものにする。

といった風にセルフフィードバックしています。

 セルフフィードバックは基本的なものとして取り入れる中で、もし周りの人から意見を頂いたら素直に受け止めましょう。 1ゲームなんて数分なんでそれを取り入れてみてしばらくやって結果を見るほうが早いです。 上手くいけば成長ですし、上手くいかなくてもそれが分かるだけで収穫です。Do it. 

 また、強くなるために失敗になろうとも強い行動をとり続けるようにしています。 例えば、前に積極的に出るとかですね。前に出るという行為はカウントを進めるにあたって有利になる行為です。その分リスクも伴います。ですが、だからと言って前に出ない立ち回りをしていると前に出る立ち回りをすることができなくなるでしょう。前に出られる人が前に出ないのは簡単ですが、前に出られない人が前に出るのは難しいでしょう。 じゃあどうやって前に出られるようにするのかというと、失敗してでも前に出るしかないのです。前に出ることでしか前に出る術は理解できないのです。そして、そのリスクを伴った行動の中でどうエイムを合わせるか、視野を保つか、立ち回るかなどを模索し成長につなげています。

 強い行動を通せるよう日々トライすることで初めて勝ち筋を作ることができる立ち回りができるようになってきます。さらには勝ち筋の作り方も理解できるようになってくれば相手の勝ち筋の作り方もわかりより自分たちの負け筋をなくせるように立ち回ることができます。

 満足な勝率ですらないのに、今の自分の立ち回りで納得していませんか? 他人を変えることはできないのに自身すら変化できないようであればもう成長は望めなくなります

 上手い人は、上手くなるのも上手いことがあると思うので、皆さんも自身で強くなれるよう日々反省していきましょう。 他には、うまい配信者の動きから何故そのような立ち回り、判断をしているのか自分の考えと照らし合わせながら研究したりしています。 あとは単純に強い人たちと戦う。一番の近道ですね。

 心得になってるかどうかはわかりませんが、これだけのことを考えながら遊んでるんだなって思ってらえるだけでも良いかと思います。

精神論について

 精神論的な話はいい回答できる自信がありませんがそうですね... 精神状態がよくない時に一番いいのは寝ることじゃないでしょうか。大体一晩寝れば戻ってます。 他には

  • 言い訳できる状況をなくす

おかけでほとんどお酒を飲まなくなりました。(ほんとは好き

  • 勝った負けたではなく得るものがあったかなかったかで考える

そうすることで基本的にポジティブな思考になります。

  • そもそも遊ぶことに喜びを覚えている

Splatoon最高でしょ。

  • 遊ぶ仲間がいる

みなさんのおかげです。

だって人間だもの。

とかですかね。いや、もう少しまじめな話をしましょうか。

 Splatoonというゲームとて試合は試合です。勝てばうれしいですし負ければ悔しいものです。 本気で取り組む場に向かう時には精神を落ち着けている必要があります。 よく言われるのはルーティーというものです。 毎回同じ動作、過程を踏んで精神の安定を図ります。 フィールドに必ず右足で入るや決められた時間にトイレに行くなどの動作もそのうちの1つとなるでしょう。 このゲームにおいては、試合前にガチマッチでエイムを温めておく(アップ)や試し打ちで一通りのセットをこなすとかになりますかね。格ゲーにおける有名人であるときど氏*1は試合前は裏で体を動かし心拍数を上げて臨むそうです。

 次に試合が始まってからですが、ここからが大変でしょう。 よく味方のミスによってイライラしてしまうことが多いと思います。 それらによって状況が不利になってしまうこともしばしば。 そんな時はちゃんとその後のゲームの展開を見積もって打開に向けて切り替えて落ち着けていきます。ガチマッチはそれでも味方がやらかすのでさらにイライラが募りそうですが(笑)

 また、試合中に自分がやばいなとなった時は役者ではないですが自身を俯瞰して見ます。 よく観戦してると、あ、この人焦ってるなとかわかるじゃないですか。そうやって自身を客観視することで自分はこういう時に乱れるんだなと把握し、落ち着きを取り戻し切り替えをしていきます。俯瞰は自身だけでなく味方や相手の行動からどれだけ焦っているかも伺えるのでいいですよ。

 他にも、精神状態が崩れてしまった時に立て直すルーティーンみたいなのもあってもいいかもですね。

 Xパワーについてはですが、パワーは高いと嬉しいし自信にもなりますが強くなった結果のパワーなのでそんな考えてないです。 ナンバーワン的思考は破滅するのでオンリーワン的思考で取り組みましょう。

おすすめの書籍

 今回、こういった記事を書いてみて、やはり言語化は難しいなと感じました。そこで、思考の元となっている書籍を2冊ご紹介します。

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

 本当に強くなりたいのであれば、年末年始の間にでも読んでほしい2冊です。(そんなに高くないですし) その世界でトップを走るための思考、精神、取り組み方などが書かれています。 これらを読めばゲームで学ぶことはゲームにとどまらず、ある程度のことは共通のものとして考えられるようになります。真剣に遊ぶことは最高の教養です。

おわりに

 イカがでしたでしょうか。自分の日々の思考の一部を書き起こしてみましたが、一部だけでも文書化するというのは難しいですね(さっきも言った)、冒頭で「ファ◯通やコ◯コ◯に載せてもおかしくない」と言いましたが厳しいです、勉強になりました。また、ここまで長い記事を読んでいいただきありがとうございました。みなさんの成長につながれば幸いです。 よいお年を。

(後日ながやまさんの記事が上がることを祈りましょう)

*1:EVO 2017 優勝, EVO 2018 準優勝, Capcom Pro Tuor ポイントトップ